2011年6月10日金曜日

僕と英語の格闘の日々①

僕が留学を決めた理由について書きたいと思う。

その前にそもそも英語を勉強するきっかけについて備忘録も兼ねて書いておこう。

自分で言うのも情けなくなってしまうが、僕は俗に言う「まるドメ」「純ドメ」という人間だ。

正確には「だった」かな?

高校時代から特に英語が得意だったわけでもなく、

大学時代には英語の授業についていけないくらい英語が苦手だった。

大学時代に仲の良い友達数名が交換留学で海外へ行っていたが、

自分はコンプレックスも手伝って「けっ」と極めてシニカルな態度で彼らをみていた。

迎えた大学4年生の春。

就職活動に勤しんでいた僕は、幸いにも複数の企業から内定を頂いた。

もともとメーカー志向だったので(今となってはそれも視野が狭かったと反省するが)、

最終的には日系の化学メーカーと米系の素材メーカーの二つで迷うことになった。

どちらも甲乙付けがたかったのだけど、日系へ行くことにした。

一番の理由は「米系は社長がアメリカ人で英語が怖い」というものだった。

なんとも情けない限り。

まあ、それだけ英語に苦手意識があったんです。

その風向きが変わったのが社会人二年目の初夏。

何気なく受けたTOEICの点数に愕然としたからだ。

440点ー。

当時僕が勤務していた会社は社内の昇格基準の一つに「TOEIC 450点」を定めていた。

「俺、昇格出来ないじゃん!!」

ちょうど、同じ月に大学時代から付き合っていた彼女と別れていた僕には時間だけがたっぷりとあった。

その日から僕の英語との長く果てしないお付き合いが始まった。

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