2011年9月5日月曜日

僕と暗中模索の日々

MBAのコースが始まりました。


我が、Manchester Business School Class of 2013は31の国・地域から115名が集結。


なんともバラエティに富んだ面々が揃っている。


刺激的な日々に胸を躍らせている、




と、言いたいのだけど、


現実はそう甘くもなく、


英語がわからず、相も変わらず悪戦苦闘の日々。


なんで高い金払って、こんな辛い思いをしてるんだろう?




何者かになりたくて来たイギリスで、


何者にもなれない現実に直面している。





そんな、rock bottomなある日、


同級生のポルトガル人と道を歩いていた。


彼はカールスバーグを片手にふと、


「日本ってすごい国だよな!」


と言い出した。


「地震のこと?」


って聞き返すと、


「それももちろんだけど、16世紀にポルトガルと貿易をして


独立を維持出来たのは日本だけなんだぜ!


それに、たった2丁のライフルを手にして、


数年後には何万丁も自分たちで作っちゃうんだから、マジですげーよ。」


「貿易じゃなくて侵略だろ?」


と揚げ足取ったら、


「俺が言いたいのはそういうことじゃなくて、


日本人はすげーってことなんだよ、とにかく!


それに今回の津波の後で、云々。。。」


とまくしたてられた。


落ち込んでいた僕は、まるで自分が褒められたように感じてしまい、


ちょっと涙ぐんでしまった。





でも、そのすごい日本人は400年前の人たちで、


今の僕が胸を張れることなのだろうか?


先達の利子でメシを食ってるだけだったりしないだろうか?


「すごいな!」


と言われて、確かに悪い気はしないのだけど、


「すごいだろ!」


と胸を張って応えられないと思ってしまう。




胸を張れる僕に、僕はこの18ヶ月で近づきたい、と思う。





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